ザイバンのジェネリック禁煙治療薬ブプロンSR

ブプロンSRは禁煙治療薬ザイバンのジェネリック医薬品で、ザイバン同様に主成分は塩酸ブプロピオンとなっています。

この薬の特徴はニコチンをまったく含んでいないということです。
禁煙治療薬の多くはニコチンを少量取り入れながら、タバコに含まれるニコチンへの中毒症状を緩和して禁煙を目指すという仕組みになっていますが、ブプロンSRはまったく違った仕組みで禁煙を目指すことができるのです。

では、どのような仕組みになっているのかというと、もともとブプロピオンはうつ病の治療薬として開発されていた成分であり、セロトニンやノルエピネフィリンといった脳内物質に直接作用していきます。
禁煙ができないという方の多くがニコチンに対する依存症状をしめしていますが、依存状態の時にはこうした脳内物質が深く関わっていますので、それをブプロピンの作用で放出させてることで禁断症状を抑えることが可能なのです。

ブプロピオンのこうした禁煙作用が認知されたのは、この成分が配合された抗うつ薬を用いた喫煙習慣のある患者が次々と喫煙をやめてしまう現象があったからです。
それまで喫煙をやめる気のなかった人が自らやめるほどの効果が注目されて、ブプロピオンは禁煙治療薬に使用されているのです。
このように確かな効果が期待できる医薬品ですので、ニコチンを用いた禁煙治療薬で上手く治療がいかなかったという方にとって特に適しているといえます。

ただし、医薬品ですので服用によって起こる体への影響も把握しておかなければいけません。
よくあらわれるのが睡眠障害や動悸、食欲不振、吐き気などです。
ただし、これらの症状は一般的に穏やかで重篤な症状を引き起こす可能性は低く、2~3週間で治まることが多くなっています。

またもともとが抗うつ薬の成分であるため、うつ病など精神疾患の治療で他の抗うつ薬を服用している方や脳への作用からてんかんの既往歴がある方などの使用は禁止されています。

先発薬よりも安価なジェネリック薬なので安く禁煙

タバコを自力でやめられないという場合、禁煙治療薬として高い効果が期待できるブプロンSRを使うのが効果的ですが、先発薬であるザイバン同様に国内ではまだ認可されていない医薬品のため、個人輸入代行サイトなどを用いての購入が基本となります。

この時、気になるのが先発薬とジェネリック医薬品では効果に差があるのかということでしょう。
それによって、どちらを購入しようか決めたいと考える方もいるはずです。

結論からいえば、先発薬ザイバンとブプロンSRの禁煙効果に差はありません。
配合されているブプロピオンの量も変わりませんし、服用方法も1日150mgからはじめて、4日目以降は300mgに増量をするようになっています。
このようなことから、二つの医薬品の違いで効果に差が出ることはないといえるのです。

効果に差がないことが分かれば、どちらが費用の負担をかけずに禁煙を目指すことができるのかは明白です。
基本的にザイバンもブプロンSRも禁煙ができるまで継続して続けなければいけないものですので、費用が負担が大きくなって途中で服用ができなくなるという事態は避けなければいけません。
ですので、金銭的な面にも考慮するのであれば、先発薬よりも安価なジェネリック薬の方が適しているのです。

日本ではまだジェネリック薬に対して抵抗を持つ方も少なくありませんが、海外では先発薬よりも使われることも多く、効果だけではなく安全性も確立されています。
よくタバコを吸ってきた方にとって、禁煙は肉体的、精神的にも負担の大きなこととなりますので、そうした負担を軽減する禁煙治療薬を用いるのであれば、出来るだけ安く禁煙できるということを重視するのもよいでしょう。